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国内外の新しい動向を探るウェブ・メディアです。

綺麗な野菜と、不揃いな野菜。

フランスの大手スーパー「Intermarché(インターマルシェ)」の取り組みが、
最近注目されていますので、こちらでも紹介。

http://tabi-labo.com/27125/superfrance/

 

不細工な野菜を、キレイな野菜の横に”30%割引”で並べただけ。
それでもなかなか売れない野菜をスープやジュースにして振る舞ったところ、
「味に問題ない」と知ったお客さん達が買い求めて、売り切れたとのこと。

 

カタチや見かけでなく、味で。
食農大国らしい、フランスらしい食べ物への愛が溢れるエピソードです。

 

これは、日本でもいくつか試みがあります。

「もったいない」という観点では、カタチの悪い生産物が売れることはすごく 良い
ことなのですが、このやり方は、生産者にとっては必ずしも「ありがたくない」
こともあるのです。

カタチが悪くて安いモノがどんどん売れると、手間をかけて作ったキレイな野菜を
含めた全体の相場が下がり、結果的に生産者が苦しむケースも起きうるのです。

 

野菜のカタチは関係ない。それは生産者が一番分かっています。
それでも、より揃いも良く、より品質も高い野菜を育てる努力をしている
生産者に応えるには、どのような流通・販売形態が良いのでしょうか?

 

綺麗で揃いの良い野菜は、レストランやホテルなど一度に大量・定型で使い、
お客様に提供する場面には「向いて」います。一方で、不揃いな野菜は
ピューレやカット野菜等に加工に回していく。冷凍保存する方法もありますが、
毎年生産物はできるので、毎年毎年、畑や流通過程で捨てることになる前に、
あらゆる用途に振り分けて「使い切る」。

外食業界と食品加工業界や、あらゆる業界や生活者が連携して、
「畑を丸々食べるパートナーになる」、そんな社会づくりを目指したいですね。

岩崎 亘静岡県伊豆地方のみかん専業農家の長男。早稲田大学…

二瓶 徹大学院で農学と社会学を専攻し、農水省所管法人にて…

キクチ シン金融業界やコンサルティング業界から、農畜水産・食…

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