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世界の食料庫「アフリカ」の可能性。

『東洋経済オンライン(2014年5月29日)』から、以下の記事が出ていました。

「アフリカは、世界の食料庫になりうるか? ~ドラマチックすぎる、アフリカの農地開発~」
http://toyokeizai.net/articles/-/38623 (画像出典:エコノミスト誌)

 

 

この記事で指摘されている下記6つの課題は、巨大大陸アフリカに限らず、
中国やアジアの途上国において農業の産業化支援をする上でもネックとなっています。

 

① 土地取得のハードルが高い(紙キレの契約書など意味を持たない)
② 農機や灌漑設備がないので、すべて輸入する(持ち込む)必要あり
③ 種苗や肥料もないので、すべて輸入する(持ち込む)必要あり
④ 輸入と運送が間に合わなければ、生産は翌年に「持越し」になる
⑤ 良いモノでもコスト高になるので、販売が難しくなる
-国内流通させようとしても近隣諸国からの輸入品に価格で負ける
-結局、先進国等に輸出せざるを得ない
⑥ 技術導入したものの、「普及モデル」を構築しないで撤退したケースが多い

 

さらには、②と③の農機や設備、種苗に至っては、そもそも輸入することができなかったり、
せっかく作った作物を保存・流通させるインフラが整っておらず、ロスが大量に出ること、
基本的な農業技術指導(機械操縦を含む)ができる人・組織がないことなど、
まだまだ乗り越えるべき課題は山積です。

 

近年、日本政府が「日本の食システム全体の輸出」を標榜し、積極的に取り組んでいますが、
私たちFIIはまずこうした現場モデルの作り込みから、しっかり手掛けていきたいと思います。

 

(The Round Table編集部)

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